坐骨神経とは?
仙骨からお尻にかけて出ている足の後方にある神経で、その枝は足先までつながっています。この経路に現れる痺れや痛みが起きている状態を坐骨神経痛といいます。
症候群とは?
よく~症候群という言葉を聞くことがあると思いますがこの症候群とは、色々な要因が重なり合い発生している症状に症候群という診断をくだされます。
例で言うと、股関節を伸ばしにくい、足首が固い、膝の曲がりが悪いといった事が重なり、腰に負担がかかり腰痛になってしまうという事です。
上記のように、坐骨神経痛というのは病名ではなく、起きている症状に対してつけられている症状のことなのです。
坐骨神経痛で病院での対応が必要なケース
体温の上昇が認められるとき。ケガのある時。血液検査などで※CRP値が高い。
※CRPとはCリアクティブプロテインと言い、体内の炎症が起きているときに肝臓で作られるタンパク質の事です。
尿や便などの排泄コントロールが出来ない。といった上記の様な症状が出ているときは早急に整形外科及び病院に行って診断をしてもらってください。
他に灼熱感、感覚麻痺も危険な兆候です。
神経は圧迫されて痺れるのか?
神経はミエリン鞘と呼ばれる組織に包まれており、多少の圧力では神経線維に影響を与えることはないくらいに固い鞘に包まれています。そして筋肉とは違い伸長能力はかなり低い構造になっています。そのため、一か所が圧迫されても痺れる可能性は低いと考えられます。ところが、圧迫されている部位がもう一か所ある状態で伸長されると神経自体の伸びる余力がなくなり、神経線維自体も圧迫されることになります。圧迫箇所から圧迫箇所の間で痺れが起こるので、どちらかの圧迫を解除する事で痺れは軽減されます。
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