使えていない筋肉
何気なく使っている指や足というのは細かく複雑な動きを行う為に、実に沢山の筋肉がついています。
どれ一つと言って人体に無駄な筋肉はないのですが、使えなくて十分カバーできているケースが多い為、使っていない事に気づかなかったりします。
一つの筋肉が使えていないことで、周囲の筋肉に負担をかけてしまい、有効に動かすことができなくなっていたりします。要するに100%の能力が発揮できていないという事です。
一つの例として足の指の話をしたいと思います。
足の指
まず、足の骨構造ですが、7個の足根骨と5個の中足骨そして14個の趾骨で構成されています。
足の指を甲の方に動かす筋肉、足の指を足底の方に動かす筋肉、足首を内側に動かす筋肉、足首を外側に動かす筋肉がついており、それらが上手く協調して足を動かすことが出来ています。
ところが、それらが全て上手に使えていなかったりします。
足の指先に付着している筋肉、足の指の第二関節に付着している筋肉、足の第三関節に付着している筋肉とありますが、靴を履く生活をしていると第三関節の筋肉は使わなくなったりします。その事で、本来の足が持っている力を十分に発揮できないといった事が起こっています。
足の指の第三関節に付着している筋肉が上手く使えないことで、足の指の細かい動作が出来なかったり、バランスをとるのが上手くできなかったりして、その分他の筋肉に負担がかかり足趾の変形などが起こる要因にもなります。
このような事は普通に生活していて痛みでも起こらない限りは気づかなかったりします。
自分の不調の原因が患部だけでなく身体の使い方も大きく影響するという事は覚えておいてもらえればと思います。
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うめたに施術院でございます。