認知行動療法について

認知行動療法について

認知行動療法(CONGNITIVE BEHAVIORAL THERAPY 略してCBTと言われています)という言葉を聞いたことのある方も居られると思いますが、略して言いますと

考え方と日常生活での行動パターンに働きかけて、心の状態を整えるという心理療法なのですが、精神に影響のある疾患に効果があると言われている治療法です。

 

簡単に言うと認知行動療法とは?

自分なりの物事の捉え方というのは人それぞれ違います。

例えば失敗をしたとします・・・

Aの人は失敗したと落ち込んだりしますがBの人は、この方法はダメだったけど次は変えてやってみようというような解釈の違いが生まれます。ここでAさんとBさんではその後の行動パターンが全く変わってきます。このAさんの思考を客観的に見て変えていくのが認知行動療法と呼ばれるものです。

 

痛みの概念とは?

国際疼痛学会という団体が発表している

「痛みとは」組織の損傷、炎症、変性によって引き起こされている。のだが、傷が無くても痛みがある?という事から、「個人がつくった概念」であり、その程度は環境により変化する。痛みの程度は脳が判断を下しています。

 

この脳が痛みを判断する要因

自分の痛みに関する情報に対して理解を得られなかったり、痛みを軽く捉えられたりする事で怒りに変換されます。その事で脳が刺激を強く感じるようになります。その事が常態化して痛みの先入観が形成されてしまいます。「これをすると痛みが出る」という認識が固定されてしまいます。

 

痛みの解釈を変えるには?

実際に話をしっかり聞き、痛みの出る体制をとってもらう。そして、その痛みの程度が本当に自分の解釈している痛みの程度と同じなのかを確認してもらいます。現実問題、炎症や傷口が3カ月以上修復されないという事はありません。ので、痛みが続いている場合は病院に行くと脳に働きかける神経障害性疼痛薬のようなものを処方されたりします。

その痛みに対する知識や自分の身体の変化を改めて自分で認識してもらう事が痛みを改善する事にもつながりますので、当院では最初に痛みの原因だけでなく、想定できる痛みの経緯なども掘り下げて確認していきます。

今まで、どこに行っても治らなかった人は一度ご相談下さい。

うめたに施術院