関節の痛みが起こるのは、身体の使い方が大きく影響しているのは間違いないのですが、慢性的な痛みに関しては食生活の影響も受けていたりします。
ビタミンDには骨の健康や免疫にも大きく関与し不足することでカルシウムの吸収率が落ちて骨が弱くなってしまいます。
現代人の98%がビタミンD不足と言われており、特に女性は化粧をする関係上ビタミンDは慢性的に不足している傾向にあります。
ビタミンDの原料となる食品の摂取をして体内に材料があっても、紫外線に当たらないと活性化されません。
そして日に当たる生活をしていても、窓際や化粧の上からでは有効な紫外線は摂りこめないため、不足する事になります。
ビタミンDは筋肉の働きにも関係しており、不足することで筋力低下を引き起こします。
このことから、筋力低下と骨が脆弱化するせいで関節に負担が起こります。その負担による炎症を誘発します。
そして、ビタミンDには抗炎症作用もあり、痛みの抑制にも作用するのですが
肝心なビタミンDの不足により炎症の抑制が出来なくなり痛みが強くなります。
これらの事を回避するために、15分程度の適度な日光浴が好ましいとされています。(季節により差がありますが、夏場なら15分、冬場なら30分程度を目安に)
ビタミンDの材料となる食品の摂取が有効です。
※干しシイタケ、きくらげ、サケ、卵黄などに多く含まれます。植物性のものをD2、動物性のものをD3と呼びます。
ビタミンDには他に精神にも影響があるので、不足していると落ち込み易かったり、憂鬱な気分にもなったりします。
これらの事からも、重要な栄養素の一つなので、関節の痛みで悩まされているなら少し栄養素に関しても見直してみることをおすすめします。
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