身体のバランス

人は二足歩行する生き物ですが、他の動物のように四足歩行をしない為に、普通であればバランスの悪い状態になります。

所が、それを補うために、背骨は湾曲して絶妙なバランスにより二足歩行を行う事が出来るようになっています。

その事により、上からの重力をうまく分散させて重力に負けずにまっすぐに立っています。

所がこのバランスが乱れると、他の部位に負担が掛かることに繋がります。

例えば首の湾曲が無くなると首は前方に傾き、視界が悪くなる為、顔を前方に向ける体制となり猫背姿勢になってしまいます。それだけでなく、肩が前方に向き背中は丸くなります。

このような状態が続くことにより、何年か経過して肩凝り・腰痛が悪化していき頚椎症、脊柱管狭窄症といった症状の引き金となります。

どんなことにでも言える事ですが、初めのうちはこれ位とか思って放置してしまいますが、痛みが酷くなってきてからだと、改善するまでにかなりの時間が必要になってきます。当然、手術を行えば即解決する事もあります。

痛みを抑えること自体は薬や注射で解決できることは多々ありますが、根本的に直している訳ではないので、また同じように痛みをぶり返す事に。

では、どうしたらいいのか?

姿勢というのは、関節の動きに大きく影響している事を認識して、歩いている時などに鏡などを見て自分の姿勢をチェックする意識を持つことをお勧めします。その意識を持つだけでも将来への不安を減らすことに繋がるので是非実践してみてください。

 

 

うめたに施術院