そもそも腰痛とは?
腰痛と一口に言っても色々なパターンがあります。
脊柱管狭窄症。椎間板ヘルニア、筋疲労によるものなど。これら全て腰の痛みを引き起こす要因となります。
その痛みとは筋肉の硬結(筋肉に行く血流が悪くなり固くなっているところ)が痛みを起こしていることが多々あります。
その硬結を緩めることで、痛みが軽減したりします。
硬結とはどのようになっているのか?
筋肉が攣縮(筋痙攣)を起こしていると毛細血管の動きが止められてしまい血液の供給が起こらず組織の栄養不足を招きます。
そして、組織内の老廃物も運びだすこともできなくなってしまいます。そのことで痛みや痺れを引き起こすことにつながります。
その為、痛みを起こしている部分に対して施術を行い痛みを緩和させていきます。
それで解決するのか?
その時点では痛みが緩和しても、また翌日に痛みが戻るなんて経験された事はないでしょうか?
年齢や筋肉の柔軟性も影響するので、その場で楽になる人もいますが、痛みが戻る人もいます。
マッサージを受けるだけで楽になるって人は若いか筋肉の柔軟性が高い人がこのケースに当てはまります。
では、治らない人はどうしたら良いのか?
筋肉を緩めて楽になっても時間経過とともに同じように痛くなったりします。
そもそも、その痛みが起こった原因は何なのか?根本的な解決をしたいならこの点に注目することが必要不可欠です。
痛みの原因とは?
筋肉というのは使いすぎると攣縮(筋痙攣)を起こし、使わないと短縮します。
攣縮と短縮が交じり合い癒着した状態になり強い刺激を与えないと動かない状態になります。
筋肉の状態が正常だと血液循環が行われて、良いコンディションを保てますが、筋肉が攣縮や短縮をしているとちゃんとした血液循環が行われず、筋硬結をつくります。
判断としては・・・固いところを押すと痛みがある場合は「攣縮」触っても痛みがない場合は「短縮」という風に思ってください。
攣縮していると血流が阻害されている状態の為、酸素や栄養供給が行われず、老廃物が蓄積するため痛みを誘発してしまいます。短縮にしても筋肉が使われずに固くなっているため、可動域制限の影響により、動かすことで痛みを引き起こします。
猫背・反り腰
反り腰になると、腰の筋肉は短縮している状態の為、腰に痛みが起こりやすい。そして足の後面の筋肉は延ばされてしまいます。
筋肉は骨に付着して関節を動かしています。骨が近くなると筋肉は短縮し遠くなると筋肉は伸長します。
反り腰という事は骨盤は前傾している状態になっているので、太もも前側の筋肉は短縮した状態にあります。この状態が続くと後ろ側が頑張らないといけない状態になるので、無理がかかり攣縮を起こすことにつながります。
常時伸ばされることで、反対側は伸ばさないので短縮を起こし硬くなってしまいます。
これらの事から、腰痛というのは骨盤の位置が大きく関わつていることがご理解いただけたでしょうか?
逆に骨盤が正常な位置にあると腰痛にはなりにくいと言えます
筋バランス
筋肉というのは骨に付着しています。という事は骨の位置が変わる事で筋バランスが崩れてしまいます。
反り腰をつくる要因・・・運動・デスクワーク・ヒール・お腹が出ているといったことが要因になります。
動作のワンパターン化により使う筋肉の片寄りが起きて姿勢が崩れてしまいます。
こういったことを理解してもらうことで、自分がどういった行動をとれば解決につながるのか?のヒントになればと思います。
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うめたに施術院でございます。